
アメリカ映画界の賞であるアカデミー賞に関わりのある日本の映画人および映画作品も現在まで多数存在します。
初めてノミネートされたのは、1936年(第9回)『巨星ジーグフェルド』の今津やすへい(エディ今津)が美術賞にノミネートされました。
以降は、ノミネートは多数、外国映画賞を中心に受賞も多くあります。
1951年(第24回)には「羅生門』(黒澤明監督作)が名誉賞を受賞しました。
1952年(第25回)には、当時映画雑誌の編集長を務めていた淀川長治が日本人として初めて授賞式に正式に招待されました。
1954年(第27回)に『地獄門』(衣笠貞之助監督作)が名誉賞、同作で衣装デザインを担当した和田三造が衣装デザイン賞をそれぞれ受賞しました。
1957年(第30回)、ナンシー梅木が映画『サヨナラ』で助演女優賞を受賞しました。
1975年(第48回)、黒澤明監督作品の『デルス・ウザーラ』がソ連代表としてですが、外国語映画賞を受賞しました。
1985年(第58回)、『乱』が、黒澤明の監督賞の他、全4部門で候補になり、ワダ・エミが衣装デザイン賞を受賞しました。
1987年(第60回)、坂本龍一が『ラストエンペラー』で作曲賞を受賞しました。
2002年(第75回)、宮崎駿のアニメ映画『千と千尋の神隠し』が長編アニメ賞を受賞しました。
2006年(第79回)アメリカ映画ですが、日本側の視点で硫黄島の戦いを描いた『硫黄島からの手紙』が作品賞にノミネートされました。日本語による作品が作品賞候補になったのは史上初でした。
2008年(第81回)、『おくりびと』(滝田洋二郎監督作)が外国語映画賞を受賞。これは外国語映画賞が独立した賞となってからの日本映画の受賞は史上初でした。また加藤久仁生のアニメ映画『つみきのいえ』が短編アニメーション賞を受賞して、日本の作品のダブル受賞は実に54年ぶりの快挙となりました。
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